美人局による被害
出会い系サイトと聞いてもピンとこない人にとっては、出会い系にまつわる犯罪についても知らないことでしょう。出会い系サイトというシステムが誕生するよりはるか以前から存在していた犯罪、それが美人局です。これは「びじんきょく」ではなく「つつもたせ」と読むのですが、漢字では分からなくとも読みからなら分かるという方もいらっしゃるのではないでしょうか? 夫婦が組んで妻が男と一夜を共にし、それをネタに夫が男に恐喝を働く、といった、あれです。
出会い系サイトの大きな特徴の一つとして、相手の素性は実際に出会うまで分からない、というものが挙げられます。本人の自己申告による素性が絶対に全て本当だとは言い切れないのです。ある程度情報があれば調べることは可能といえば可能ですが、それも特定とまでは行かないですし、そもそも元にした情報が本当に正しいのかどうかというところから疑ってしまえばキリがないですしね。
たとえ相手がサクラだとしても見抜くことが難しいわけですから、相手が一応は本物の会員であるとすればサクラ以上に見抜き難いのではないでしょうか。まるでそれは、巣を張った蜘蛛のように餌がかかるのを虎視眈々と狙っている、といったような表現がぴったりはまるような、それが美人局まがいの事件となります。
出会い系サイト上の場合、夫婦による犯行とは限りません。実際に出会えると思って行ってみれば、そこには相手のほかにもう一人、「パートナー」がいて、手を出したなと恐喝してくるのです。恐喝と言っても怒鳴って恐怖心をあおるだけが恐喝ではないのです。もし既婚者だった場合は「家庭にバラす」だとか、社会的地位のある人であれば「会社や職場にバラす」だとか、そういったあおり方だってできるわけです。そうすれば長い期間搾取されるのは目に見えていますよね。
かつてはこういった犯罪は、ヤの付く自由業の方々のような組織がバックについているといったイメージが濃厚でした。しかし昨今では、素人による犯行が目だってきています。ごくごく普通の大学生くらいの男女が組んで、こういった美人局まがいの事件を起こし、なおかつタチの悪いことに彼ら彼女らは引き際を弁えていないというのが現在なのです。
素人ですから隠蔽なども不得手でしょうし、こういった美人局まがいの事件を発生させてしまっていることが出会い系サイトのイメージダウンに直結していることは言うまでもないでしょう。
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2011年4月16日 | コメント/トラックバック(0) |
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